[VimT] オペレータ¶
操作方法のこと 想定時間: 15分
オススメオペレータ¶
必須なのは以下3つ。
| コマンド | 意味 | 覚え方 |
|---|---|---|
d |
削除 | delete |
y |
コピー | yank |
c |
変更 | change |
以下4つもよく使います。
| コマンド | 意味 | 覚え方 |
|---|---|---|
gU |
大文字に変換 | |
gu |
小文字に変換 | |
g~ |
大文字/小文字の切り替え | |
> |
右側にインデント | --> |
< |
左側にインデント | <-- |
行全体にオペレータを実行¶
オペレータコマンドを2連続で入力すると行全体に実行されます。
ddって押してみましょう。
Hello Aimaime!
▼
Hello develop support!
Hello Vim!
gから始まる2文字コマンドはgを省略できます。
gUの場合、gUUって押してみると...
Hello Aimaime!
▼
Hello develop support!
Hello Vim!
好きな範囲にオペレータを実行¶
オペレータは好きな範囲に適応できちゃうんです. モーションと組み合わせることでね.. 😏
dwって押してみましょう。
▼
Hello Aimaime!
dtaと押してみましょう。
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Hello Aimaime!
{オペレータ}{モーション}と打てば、モーションの先までオペレータが適応されます。
d2jと押してみましょう. (dがオペレータ、2jがモーション)
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Hello Aimaime!
Hello develop support!
Hello Vim!
Bye Emacs!!
d/vim<CR>なんてのもたまに使います. (dがオペレータ、/vim<CR>がモーション)
▼
Hello Aimaime!
Hello develop support!
Hello Vim!
Bye Emacs!!
Vimmerの思考は 『何の操作を』『どこに』するかなんですね😄
操作の繰り返し¶
ドットコマンド¶
{オペレータ}{モーション}で実行した操作は繰り返せます。
その名もドットコマンド.. Vimキーバインドが評価される最大の理由と言っても過言ではないでしょう💚
dwと押した後に、.を何回か押してみましょう。
Hello Aimaime!
▼
Hello develop support!
Hello Vim!
Bye Emacs!!
cオペレータの価値¶
cという変更のオペレータがありました。
dオペレータ使ってからiで挿入モードに入ればいいじゃん..と思いませんでしたか?
ドットコマンドが登場することにより、cの株価は爆上がりします。
ドットコマンドとcオペレータを使って、以下のHelloをGood morning,に変えてみましょう。
cwGood morning,<ESC>と押してから、+.と2回押してみましょう。
※ +は次の行の非空白文字先頭に移動するコマンド
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Hello Aimaime!
Hello develop support!
Hello Vim!
Bye Emacs!!
『何の操作を』『どこに』するか に当てはめると..
『
Good morningに変更する処理』を『単語』にする..
この操作を繰り返していたということです。
ドットコマンドで繰り返し可能なモノ¶
{オペレータ}{モーション}のカタチでなくてもドットコマンドは使えます。
Aは行末に文字を挿入するコマンドですが、ドットコマンドで繰り返し可能です。
A end.<ESC>と押してから、j.を3回押してみましょう。
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Hello Aimaime!
Hello develop support!
Hello Vim!
Bye Emacs!!